SNS依存の理由と悪影響を徹底解説
唐突ですがあなたのスマホのスクリーンタイム、何時間ですか。
今すぐ確認してください。すると、あなたはこう思うはずです。
え?こんなにスマホ見てたの?
私もこの記事を書いているタイミングで見ました。びっくりしました。
一日の平均使用時間は驚異の5時間越えでした。
睡眠時間を除いた、一日のおよそ1/3がスマホの画面に消えていました。
ただ、今回の記事はスクリーンタイム自体は問題ありません。大切なのは、その中身です。
あなたのスクリーンタイムの内訳で、最も大きな割合を占めているのは何ですか。
仕事関係で使う、という方は問題ないです。
しかし、多くの方はこれがトップに来ていませんか
- Youtube
- TikTok
- X(旧ツイッター)
所謂SNSです。一日何時間これらを使っていますか。私は3時間もYoutubeに費やしていました。
私の場合は、学習や作業用のBGMが大半でエンタメ系は見ないのですが、いずれにせよSNS依存、スマホ依存になっていると思います。
よって当記事では、「SNSに依存してしまう理由と悪影響、依存から逃れる方法」について解説します
【結論】
〈依存してしまう理由〉
- SNSは人間の脳をハックする
- 依存はあなたのせいではない
〈依存による悪影響〉
- 集中力が細切れになる
- 思考が浅くなる
- 「考える前に」反射的に反応してしまう
- 日常が楽しくなくなる
〈依存からの脱却方法〉
- 通知をOFF
- 見る時間を決める
- 目的/内容を具体化する
今、多くの現代人が「忙しい」と感じています。もちろん私もそうです。
しかし、その裏で多くの時間がSNSのプラットフォーム上に吸い取られています。
もしその時間が丸々あなたの手元に帰ってくるとしたら、あなたはどう思いますか。
- 資格の勉強
- 仕事のスキルの上達
- 大切な人と過ごす時間を増やせる
間違いなく人生の幸福度は上がるはずです。
画面の中で繰り広げられる出来レースに一喜一憂するのは今日までです。
自分の人生を取り返しましょう。それでは解説します。
尚、当サイトの核となる「mind category」の中心記事も必ずお読みください。僕の経験をもとにした「真の最強思考法」です↓
SNS依存は「意志の弱さ」ではない
|やめられないのは脳の仕様まず最初にお伝えしたいのは、
「依存している自分」を過度に責める必要はない
人間の脳は、「やめられない刺激」に対して強く反応するように作られています。
特に現代人の周りでは、「手軽に使えて高刺激を発生させるもの」であふれています。
- スマホ
- PC
- SNS
- ゲーム
⇒人類が経験したことのない刺激を発生させる
だからある意味、「依存して当たり前」のようなものなのです。
その状態を責める必要はありません。
むしろ責めると逆効果
「自分を責める必要はない」と前述しましたが、むしろ「責めると逆効果」でもあります。
有名な実験で、「白熊実験」というものがあります。
【白熊実験】
被験者に対して、「白熊のことを考えないでください」と伝える。
すると被験者は、「白熊のことを考えてしまった」と答えた。
「考えてはいけないけど考えてしまう」というのは、脳の構造上仕方ないのです。理由はシンプルで、
- 考えてしまった瞬間に、「今、考えてしまった」と脳が信号を出す
- より強く「考えるな」という意識が働く
- また考えた時、より強く信号が出される
⇒悪循環のループ突入
そしてこれはSNSの依存にも言えます。
- 「見ないようにしよう」
- 「今日こそ我慢」
- 「もうやめなきゃ」
⇒脳に「SNS」という文字を常駐させる
「やめられない」というのは脳の構造によるもので、あなたの意志の問題ではありません。
|SNS依存のメカニズム
では、なぜこれほど多くの現代人がスマホ、SNS依存に陥っているのでしょうか。これも「必然」です。キーワードは、
- 「ドーパミン」
- 「報酬系」
- 「予測不能」
①ドーパミンとは
一般的に「○○依存症」と名がつくものには、全てドーパミンが関わっています。
このドーパミンは「快楽物質」と呼ばれ、放出されると「幸福感」「快感」「やる気」などを感じさせます。
そして、ドーパミンは実に様々なタイミングで放出されます。
- 美味しいご飯を食べた時
- 仕事や勉強で成果を残したとき
- ウォーキングやランニングなどの運動 etc…
そしてドーパミンの大きな特徴が、「高い依存性を持つ」ということです。
「○○依存症」というものたちすべてにドーパミンが関わっているのもこれが理由です。
②報酬系とは
そして、このドーパミンとセットで取り上げられるのが「報酬系」です。役割は、
外部からの刺激に対して、ドーパミンを放出する
なので順番としてはこうです。
- 外部からの刺激が加わる↓
- 報酬系が刺激されドーパミンが放出される↓
- 脳が「快感」「喜び」「やる気」を感じる
③「予測不能」にもドーパミンが出される
そして脳の報酬系にはもう一つの特徴があります。それは、
外部からの刺激がなくても、ドーパミンを放出する
=確率にハマる
「刺激がなくても反応する」というのは理解されがたいですが、これも理由があります。
文明が発達する前の狩猟採集時代では、獲物を捕らえて食べるために、「狩りをする前からやる気を出す必要があった」からです。
- 狩りが成功した⇒ ドーパミン放出
- 狩りが失敗した⇒ 「次こそは」ドーパミン放出
「次こそは捕れるかも」と、可能性にハマる
ここで、現在のSNSを思い出してみましょう。種類にかかわらず共通しているのが、
- 関連のあるコンテンツ表示
- 無限スクロール
- 通知
そしてこれらの要素が「圧倒的な量のドーパミンを発生させる」働きを持っています。
④全て企業の掌の上
これらの要素が具体的にどのように働いているのか、ということをお話ししましょう。
全ての要素の裏で、このように人間の脳をハックしています。
- 「次のコンテンツ」「新しい通知だ」と期待させる
- 「期待通りじゃない」⇒ スクロール継続
- 「期待通り」⇒ ドーパミンを放出
⇒「次のコンテンツはどうだろう」となり、可能性にハマる
特筆すべきはショート動画のスワイプと、X(旧ツイッター)のシュポシュポです。あれは、
原理的には、パチンコのスロットを引くのと同義 ⇒ギャンブルの仕組みが使われている
また、シュポシュポに至っては次の投稿を読み込むまでのコンマ数秒のラグがあると思います。あれは、
技術的には可能だが、「期待感、予測不能を」を煽るための「演出」
これらは、世界中から集められたエリート研究者が圧倒的な資金を使って昼夜開発され続けたものです。
企業は、そのフォーマットに長居させるためにあらゆる手を尽くしています。理由はシンプルで、
あなたに広告を見てもらうため
企業は全て分かってやっています。
そんなものに、一人の人間の意志が敵うはずありません。
「自分の意志が、、、」と自己嫌悪に陥らないでください。
SNS依存による悪影響
|集中力が細切れになるSNSは、「ドーパミンを発生させるのが得意」と前述しました。
そして、強い依存性を持っています。すると、
見終えてから時間がたつと、無性にほしくなる ⇒完全に依存症の禁断症状
この、「頭の中で思い浮かべている」ということが非常に有害なのです。なぜなら、
人間の脳は「タスクの切り替え」が大の苦手 ⇒複数の物事を同時に考えるのは苦手
科学的にも、「SNS/メディア多用者ほど、マルチタスク状態に陥りやすく、集中度が維持されにくい」ということが分かっています↓
つまり、
長時間集中して仕事をしたり、勉強をするのが不可能になる、
|思考が浅くなる
SNSでは、大量の「浅く、断片的な情報」が大量にあふれています。それに合わせて、脳は「浅く、早く処理するモード」で動きます。
つまり、
「深く考える」「考察する」という行為ができなくなる
科学的にも、「短期の軽い刺激は深い情報処理を妨害し、表層的な処理を助長する」ということが証明されています。
An empirical examination of the educational impact of text message interruptions
|「考える前に反応する」脳になる
これは前述したとおり、「深く考えられなくなる」ことによる弊害です。
短期的な刺激が続くと、脳は「反射的な反応」を下すことが多くなる、ということです。よって、
- ミス・後悔が増える(勢いで行動するため)
- 感情のコントロールが弱くなる(理性が働きにくくなるため)
- 「今」に注意が向き「将来」を見られなくなる(短絡的思考のため)
脳が「考える装置」から「反応する装置」になる
もちろん科学的にも証明されている普遍的事実です。
insights from fMRI subsequent memory effects
The human brain is intrinsically organized into dynamic, anticorrelated functional networks Journa
|日常が楽しくなくなる
最後にご紹介する悪影響は、「日常がつまらなくなる」というものです。理由はもうお分かりだと思います。
SNS由来の「強すぎる刺激・快感」に慣れしまうため
SNSから得られる刺激は「人間が受け止めきれる量」を圧倒的に超過しています。
その状態になれると、「日常から得られるドーパミン量では満足できない」という現象に陥ります。スマホを見ずとも、
- 散歩やランニングなどの運動
- 普段の健康的な食事
- 自分が努力をしている瞬間
- 仕事や勉強で結果を残したとき
- 恋人との時間
これらの行為でもドーパミンは十分放出されます。
「日常生活よりもスマホの方が面白い」となっている方、かなり危険な領域です。一刻も早く脱しましょう。
SNSに支配されないための対策
SNSは、様々な情報であふれています。その沼にハマらないために最も手っ取り早いのが、
「そのフォーマットにアクセスしない」
ただ、これは難しいと思います。
無理にやめると、禁断症状が表れて余計に苦しくなるからです。
なので、「現実的に可能な」コントロール法を伝授いたします。
|①通知を切る
行動科学の分野では、「行動発生の裏にはトリガー(引き金)がある」ということが明らかになっています。
SNSの閲覧のトリガー(引き金)は通知です。
- いつ、
- 誰が、
- どんな内容で発進したか
⇒高い「不確実性」を持っている
筆者としては、スマホの通知は必要なものを除いて「全カット」するべきだと思います。
私は、LINEやメール、googleからの通知もカットしています。全て集中を阻害してくるからです。
けれども、こう思われるかもしれません。
連絡もカットしちゃったら、相手に迷惑かかるでしょ?
これに対しては、一日の中で(私は夜)「通知を見るタイム」を設定すれば、見逃しは防げます。
|②「使う時間」を設定する
皆さんがSNSを見るとき、大体このようなに感じているはずです。
「気づいたらこんなに時間がたってた」
この現象は、あなたがSNSを「だらだらと」見続けていることが原因です。だから、
「見る時間を決める」
これを心がけてください。例えば、
「夜の7時から、Youtubeを15分だけ見る」
やめる時間になった時に、あなたは「見続けたい」「やめたくない」と感じるでしょう。
それこそが、「これまでの依存のサイン」です。
このサインは、続けていくうちに感じにくくなっていきますので心配ありません。
むしろ、「本来の自分を取り返そうとしている」サインでもあります。前向きに捉えましょう。
|③目的や内容を具体的にする
「時間を明確にする」と同時に、
- 何を見るのか
- 何のために見るのか
この二つも明確にしましょう。
科学的にも、
- 「いつ」
- 「どこで」
- 「何をするのか」
これらを決めておくと、行動がその通りに行われやすいことが分かっています↓
Implementation Intentions: Strong effects of simple plans
また、目的を明確化することで脳が理性主導になりやすいことも分かっています↓
私の場合はこのように決めています。
- 毎日の朝の身支度のタイミングで
- マインドセットと自己規律のために
- お気に入りの自己啓発の動画を見る
- これ以外のコンテンツは見ない
これはストイックだと思いますので、皆さんの好きな投稿者の投稿を見ても問題ないです。
けれども個人的には、自己啓発系の動画や音声を見るのがおすすめです。
これらのことを実行に移して、あなたの時間を取り戻してください。
まとめ
当記事のまとめです。
【結論】
〈依存してしまう理由〉
- SNSは人間の脳をハックする
- 依存はあなたのせいではない
〈依存による悪影響〉
- 集中力が細切れになる
- 思考が浅くなる
- 「考える前に」反射的に反応してしまう
- 日常が楽しくなくなる
〈依存からの脱却方法〉
- 通知をOFF
- 見る時間を決める
- 目的/内容を具体化する
SNSは革命的なツールです。SNSがない世界を想像できないほどにです。
「世界中にいるたくさんの人と繋がれる」という、一昔前まで考えられないことができてしまいます。
私は、決してこのツールを否定したいわけではありません。
けれどもこのツールによって、あなたの人生が壊されていることは見逃せません。
大切なのは、「向き合い方」です。
当記事が、皆さんの理想な人生、幸せな人生を作る一端を担えたら幸いです。
このブログでは、「この苦しみから抜け出そう、少しでも前を向こう」をモットーに、筆者の経験をもとにしたマインド、人生観、勉強法などを発信しております。
今後の記事を見逃さないためにも、SNSのフォロー、ブックマークをお願いします。
それではまた次の記事でお会いしましょう。


