科学的に正しい「インターネット勉強法」
唐突ですが、こんな偏見を持ってたり、あるいは信じていませんか。
勉強中にインターネットは使うな
筆者もかつてはそう思っていました。しかし、今は違います。インターネットは、
使いこなせたら最高の家庭教師
以前、この記事を書きました。かつて不登校になった筆者が、勉強を再開した時に使用したメソッド集です。
今回はそんな僕の経験で培った、「科学的に正しいインターネット勉強法」についてまとめます。
【結論】
- 受動視聴ではなく「能動インプット」
- 検索は「答え探し」ではなく「構造理解」
- ChatGPTやAIは「先生」ではなく「壁打ち役」
- SNSは「学習トリガー」として使う
「インターネットは、使い方を誤ると毒になる」これは筆者も共感します。
ただ、多くの方がそのマイナスの面だけにとらわれて、プラスの面を考えてないと感じています。
当記事の、「プラスを引き出す活用術」をぜひ実践して「毒か薬か」を判断してください。それではご紹介します。
「能動インプット」を行う
|「受動的なインプット」の危険性
皆さんがインターネット、あるいはSNSを見る、その理由は何ですか。
おそらくこういった理由を持っているはずです。
- 「なんとなくこのことを調べよう」
- 「なんとなく、この人の投稿を見よう」
- 「なんとなく、有益な動画を見よう」
⇒ 「なんとなく」という受動的な理由
そして、この受動的な姿勢が問題なのです。なぜなら、
「受け身」だと、情報の波に溺れてしまう
我々が使っているインターネットやSNSには、まさに無限の情報があります。
当然、この瞬間にも、現在進行形で増えていきます。
そんな中で、「なんとなく」という気持ちで見ていると、次から次に情報が押し寄せてきます。
そして、本来の目的を見失ってしまうのです。皆さんも、こんな経験あるはずです。
- 「なんとなく見始めて、気付いたら○○分経ってた
- 「なんとなく見たけど、結局何を知りたかったんだ?」
⇒ すべて「受動的な姿勢」が原因
かつての私もこの罠にハマったことがあります。
「受動的な姿勢」は今すぐ捨ててください。
|「能動的なインプット」とは
一方、僕が推奨する「能動的なインプット」は先ほどの「受動的なインプット」の真逆をします。
具体的な手順は、以下の通りです。
- スマホを見る前に、「何を学ぶか」を言語化する
- それ以外の情報には「絶対に触れない」
- 見終わったら、内容を再度言語化する
ポイントは、「行動の明確化」と「言語化する」という工程を経ることです。
脳科学の分野では、これら二つの行動が学習効率をプラスに押し上げることが分かっています↓
これに追加して、僕は「時間制限」を設けることもいい方法ではないかと思います。
理由は単純で、
「だらだらと」見続けることを防止できるため
結果的に、「この時間内に答えを見つけなければ」と脳が働き、結果的に効率よく情報収集/勉強できるようになります。
できれば声に出そう
僕は、「言語化」のタイミングで「声に出して自分に説明する」ということを強くお勧めします。
言語化を脳内で完結させるのではなく、声に出すのです。
【メリット】
- 「説明」するので、論理を組み立てる練習になる
- 声に出すので、「あやふやな点」「矛盾点」が見つかる
- 紙に書き出すのより楽
【デメリット】
- 周囲の人に迷惑がかかるくらい
科学的根拠も存在しています。ぜひとも試してみてください
「答え探し」ではなく「構造理解」

|「単なる答え探し」は危険
「能動インプット」を心がけると脳が効果的に働き、結果的に学習効率が上がることはお話ししました。
けれども、ここで多くの人がハマる落とし穴があります。それは、
とにかく答え”だけ”を求めてしまう
理由は単純で、
「理解できたつもり」に陥ってしまう可能性が高くなるから
【問題点】
- なぜそうなるのか、という思考プロセスが抜け落ちる
- 「調べれば何とかなる」となり、問題解決力が育たない
- 苦労していない分、記憶にほぼ残らない
- 「調べないと無理」という、主導権が自分でなくなる
⇒ これらが、理解できた「つもり」を量産してしまう
「答え」を求めることは楽ですし、そうしなければならない教科や分野はあります(社会や理科の一部単元において)。
そうした場面では、「答えだけを求める」というのが必要になります。
しかし一般的には、勉強で大切なのは答えを覚えることではありません。
重要なのは、解き方を身に付けることです。
|正しい「構造理解」とは
理解をした気にならないために、必要なのは「構造理解」です。具体的には、
- なぜそうなるのか
- どのような問題で使えるのか
- 関連する言葉や式との関係性とは
⇒言葉や公式だけでなく、「周辺の構造」やセットで学習
これ、実はものすごく勉強の理解度が上がります。理由は、
「物事の本質」を理解することができるから
「本質」を理解できた人は本当に強いです。
周辺の物事を覚えているので、「関連する言葉や公式から導き出す」という、「覚えていないけど作り出す」ということができます。
この「構造理解」は一見難しそうに思えますが、方法は実に簡単です。
先ほどの「言語化」のタイミングで、
他の関連する事象を混ぜ、関係性を示す
具体例を見てみましょう。
北の空にある星は、1時間に15°ずつ、反時計回りに回転する ⇒ 忘れたら終わり
- 北の空にある星は、360°÷24時間で、1時間で15°ずつ回転する。
- 地上から北を見た時地球は時計回りに自転するから、星は反時計回りに見える
⇒ 覚えてなくても、周辺の事象と合わせて導ける
「覚えてなくても点が取れる」という余裕や優越感、あなたも味わってみませんか。
Chat GPTや生成AIは「壁打ち役」

|「便利さ」にハマるな
今何かと話題な生成AI、おそらく皆さんも使ったことがあるはずです。
勉強分野での活用も、教育現場で増えています。
しかし、便利さゆえに使い方を間違うとプラスどころかマイナスになります。
こんな使い方していませんか。
- ただ「わからないことを聞く」
- 「覚えておいた方がいい公式や言葉」のリスト化
- AIに「ただ説明させる」
⇒ 今すぐやめてください。
これらの使い方が悪い理由、それは
- 既存の検索エンジンでもできてしまう
- 受け身で正解を教えられるため、思考力が育たない
特に二番目は大きなデメリットです。
「AIがないと勉強できない」になってしまうかもしれないからです。
AIは悪くありません。使い手の問題です。
|AIの長所を生かそう
生成AIの最大の特長、それは「説明ができ、かつ分かりやすい」ということです。
このメリット”だけ”を使うようにしましょう。
皆さんにお勧めするのは「壁打ち」の方法です。手順はこうです。
【AI壁打ちの手順】
- 分からない分野を見つける
- あやふやでもいいので、その分野をAIに説明する
- AIが正/誤を判断し、理由を説明する
- AIの答えを取り入れ、改めて説明を作る
この使い方が優れているのは、
- 思考力が育つ
- AIの「神レベルの説明」を受け取れる
「現時点でわかっているところだけをまとめて、わからない部分も推測する」という癖をつけてみてください。
問題を作ってもらうのもいい方法
また、「問題の作成」をしてもらうのもいい方法です。
難易度も調整できますし、「神レベルの説明」もセットでついてきます。
なにより、「自分が想定している問題と難易度」を出題させるために、言い回しや説明力を発揮しないといけないので、ものすごく生産的です。
SNSの使い方
SNSは、インターネットや生成AI以上に注意が必要なツールです。
失敗すると、底なし沼の毒薬です。
しかし、有効的に使うと、「圧倒的な火力」を誇る爆薬になれます。
|「だらだら」は超危険
皆さんも、一度は経験があるはずです。
- 気付いたら○○分、○時間
- 「やめたいけどやめられない」という鈍い感覚
- 「結局何もできなかった」という後悔
これらを引きおこすSNSやの危険性はこちらの記事でまとめています。すべての現代人が読むべき記事です。
簡単に要約すると、SNSやインターネットを「だらだら」と見続けるとこのような悪影響があります。
【悪影響】(超重要)
- 集中力が恒常的に低下する
- 深い思考ができなくなる(浅層処理化)
- 意欲が削られる(ドーパミン汚染)
- 注意の回復力が低下する
- 「考えないクセ」が定着する
⇒ はっきり言ってただの毒
|圧倒的火力を得る方法
SNSにある大きな特徴は
日常では得られないような圧倒的な高刺激
強すぎる刺激があるゆえに、悪く使うと影響が大きすぎるのです。せっかく使うのであれば、プラスの方向に爆発させましょう。
おすすめは、「自己啓発系の動画や音声学習」です。
一度youtubeで「自己啓発」と調べ、動画を見てください。
不思議と行動ができるようになれます。より詳しく解説します。
人が動けるときとは
以前のこちらの記事の中で、「モチベーションに頼るな」「仕組みで解決するべき」という内容をお話ししました。
人が動き出せるとき、ある程度必要なものがあります。
【人が動くために必要なもの】
- 「行動したら成果が出る」という期待
- 「その成果に価値がある」という期待(ブルームの期待理論より)
⇒ 結果的に動きやすくなれる
自己啓発の動画でよく登場するのは、大体このような言葉たちです。
- 「あなたは、一歩を踏み出せる人間だ」
- 「行動をしたら、ゆっくりだけどあなたは成長できる」
- 「気づいた時には、これまでよりも圧倒的高みに来れる」
こういった言葉たちは私たちを「期待」させます。また、非常にポジティブなことです。
この、「ポジティブである」ということが、強くプラスに働きます。
人は、ポジティブであるほど、
- 注意範囲が広がる
- 創造性が高まる
- 行動選択肢が増える(拡張-形成理論より)
これら2つの要素が絡み合い、「短期的に強く、行動のスイッチが押される」というわけです。
皆さんも、お気に入りの自己啓発チャンネルや勉強チャンネルを見つけてみてください。
まとめ
今回は、科学的根拠に基づいた「インターネット勉強法」をご紹介しました。
まとめます。
【結論】
- 受動視聴ではなく「能動インプット」
- 検索は「答え探し」ではなく「構造理解」
- ChatGPTやAIは「先生」ではなく「壁打ち役」
- SNSは「学習トリガー」として使う
基本的にインターネットやSNS、生成AIはタダで使えます。
塾のようにお金を取られることがありません。
代わりに、「誘惑に打ち勝つこと」や「情報の正誤の精査」が必要になります。
私も、このツールを「使いこなせる側」になれるために、日々精進してまいります。
共に努力を続けましょう。
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それではまた次の記事でお会いしましょう。


