勉強脳の再起動方法|必要な思考法
唐突ですがこの記事を読んでいる皆さん、このような状況ではないでしょうか
- 「やる気がないわけじゃない」
- 「勉強しなきゃとは思っている」
- でも、体が動かない
一度でも体験したことがある人が多いでしょう。もちろん私もそうです。
そんな方に向けて、今回は「勉強脳を再起動させる方法」についてまとめていきます。
【結論】
- 意志が弱いからではなく、悪印象が原因
- いきなり「ちゃんとやろう」としない
- 「理解する」より「触れる」を優先
- 時間で決める(感情は無視する)
- 未完成でも十二分
2年ほど前、私が中学二年生だった時に私は不登校になりました。
そこから這い上がって高専に合格し、上位5%に入るまでの道のりで気づいたことがあります。
- みんな勉強法はよく目にするが、「勉強しようとしても動き出せてない」
- 勉強法以前に、「勉強のための思考」がないと行動ができない
順番は、「勉強法の前に思考法」です。精神論ではありません。
「行動できない人」が「行動できるようになるための思考」をご紹介します。
みなさん、準備はできていますか。
「やらないといけないことだけれど動き出せない」という状態は今日でおさらばです。それではご紹介します。
なぜ「勉強が止まる」のか

|意志が弱いからではない
人の脳は「行動を起こしにくい」、「行動を止めてしまう」という習性をもっています。
理由や単純で、「新しい行動をしている」という状態を脳が「異常である」と検知してストレスに感じているのです。
この、「行動を起こせない」という状態から脱する方法は別の記事にまとめていますので是非ご覧ください↓
|マイナスな経験が勉強を止めるメカニズム
また、マイナスな感情や体験が影響を与えている場合もあります。
私の場合は不登校と、その後の母との死別でした。
脳が「強いストレスを感じる何か」を検知した時、このような反応を起こします。
- 扁桃体が「危険」「不快」を強く記憶する
- その対象(=勉強)に近づくと
- 前頭前野より先にブレーキがかかる
=行動を「起こさないといけないけど起こせない」という状態
【具体例】
- テストで悪い点数を取ってしまい、親に怒られた
- 「自分は勉強が苦手で嫌い」という自己認知が形成
- 次のテストの時、前回の記憶を脳が掘り返し、「危険、不快」と感じる
- 結果的に勉強できずに次のテストも悪い点数をとってしまう。
一般的に考えれば、「悪い点数だから次はいい点数を取る!」となって勉強に励めそうですよね。
でも、現実は真逆なんです。どんどん悪化してしまうのです。
自然に悪い認知が出来上がってしまうのです。
これは科学的にも根拠があるとされています↓
Molecular mechanisms of fear learning and memory
Prior fear conditioning and reward learning interact in fear and reward networks
特に、親御さんにはこのことを覚えておいてほしいです。
あなたが成績やテストの点数で子供にマイナスな言葉をかけるほど、子供は勉強から離れていく。
成績や点数で子供を怒ってはいけません。親に必要なのは、「待つこと」これだけです。
勉強に対して、「悪いイメージ」を持たせないようにするのが大切です。
勉強を再開する前に、やってはいけないこと

|いきなり「ちゃんとやろう」としない
「よし、これから勉強しよう」と思った皆さん、ちょっと待ってください。そのままだとまた挫折してしまいます。
皆さんも、過去にこんな経験あるはずです。
- よし、英語の勉強をしてみよう! ⇒3日坊主で終了
- よし、腹筋と腕立て伏せを30回ずつ毎日やるぞ! ⇒2日後には「面倒」と感じている
理由は簡単です。なぜなら、
行動を起こそうと思った瞬間が一番モチベーションが高いため
モチベーションが高い日を基準にして「頑張ろう」としてしまうと、必ず普通の日には「面倒」、「やる気がない」となってしまいます。
大切なのは続けること、継続の習慣です。続けなければ意味がありません。
【習慣化のおすすめ】
- とにかく「小さな勉強習慣」にしてみる (例:英語の単語を一日1つ覚える)
- 頻度も少ないところから始める (例:数学の勉強は土曜日の朝9時から10分間だけ)
「小さく始める」ということは実に大きな意味を持ちます。
「先延ばしを防止する方法」という記事の中でも記していますが、いくつか理由があります。
- 脳に負担を感じさせない
- 点数や成績が表れないので、マイナスイメージがつかない
- 確実に成長できるので、むしろプラスのイメージが定着しやすい
|他の人の勉強法の丸パクリ
世の中には、実に多くの「勉強法」や「最強の勉強習慣」といわれるものがあります。
ただ、本格的に勉強をスタートさせる前に、それらが「自分に合っているかどうか」ということは考える必要があります。
これについては、別でまとめた記事がありますので是非ご覧ください↓

最初の一歩の踏みだし方

|「勉強する」ではなく「勉強に触る」
「勉強しよう」とすると長くは続きません。「触れる」程度が最も継続させやすくなります。先ほどの例で行くと、
【例】
- 英語の単語を一日1つ覚える ⇒ 一日にたった一語
- 数学の勉強は土曜日の朝9時から10分間だけ ⇒ 一週間でたった10分だけ
これぐらい軽い目標で、初期の内は十分です。
|時間で決める(感情は無視する)
これも同じく「先延ばしを防止する方法」の記事で記したのですが、「時間を決める」というのは想像以上の効果があります。
理由として、人間の脳のある習性が関わっています。人間の脳は、
「いつやるのか」ということを決めるのが、ものすごく苦手
多くの人が行動を後回しにしてしまうのも、この習性によるものです。なので、予め決めておきましょう。
【決めること】
- 曜日
- やる教科と単元
- ページの枚数や難易度
- 勉強し続ける時間(最長でも30分程度)
これくらい決めておいたなら、「やらないでいいや」とはなりにくい。
|完璧を捨てて「これで十二分」と考える
当たり前ですが、最初の頃はうまくいきません。故に、「自分はやっぱりうまくいかない、、、」と思ってしまう人が多いです。
ここで、自己嫌悪に陥らないでください。
- あなたは行動をして、着実に成長している
- 「自分なんて、、、」となっているのも、あなたが一歩を踏み出したから
- いずれ「成長できている」と感じられる時がやってくる
今はまだ小さな一歩です。
しかしながら、皆が羨むような高みにいる人、圧倒的な実力を持つ人も、小さな行動の積み重ねの末に存在できているのです。
勉強の「再起動」のきっかけ

|「人生を変える」が最初の理由
最後に、僕が「再起動」できたきっかけについて語ろうと思います。
当ブログでは何度も記していることなのですが、私は中学二年生の時に不登校になり、その後母を亡くしました。そして、
本気で人生を変えよう。母の分まで後悔しない人生を。
そう思ったのです。そして、
起業して自由な人生を歩みたい。そのために時間が欲しい。
そう思った僕は、大学受験がなく5年間の時間が手に入る「高専」という場所を進学先に決めました。
成績はギリギリだったため、「本気で」勉強に取り組みました。このタイミングで、私は「勉強脳」を再起動できました。
|「勉強脳」は一度起動出来たら、長続きする
高専に入ってからも、私は勉強を続けられました。「勉強脳」は一度起動出来たらしばらくシャットダウンしません。
「勉強しないと」と思う前に体は机に向いていたのです。
今この記事を見ているということは、
- 行動できない
- やらないといけないけれど動き出せない
- 机に体が向かない
これらのことに悩んでいるはずです。でも、あなたは悪くありません。
この記事で記した通り、脳は「無意識のうちに」あなたを勉強から遠ざけているのです。
そこからの脱し方も既にお伝えしました。さあ、後は行動するだけです。
「今日が一番若い日」そんなありきたりの言葉で、当記事を締めようと思います。
まとめ
【結論】
- 意志が弱いからではなく、悪印象が原因
- いきなり「ちゃんとやろう」としない
- 「理解する」より「触れる」
- 優先時間で決める(感情は無視する)
- 未完成でも十二分
「なんか動けない」その原因はあなたではありません。脳の働きによるものです。
この記事の内容を一歩ずつ実践すれば、いずれ大きな成長を遂げられるでしょう。
共に頑張っていきましょう。
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それではまた次の記事でお会いしましょう。


